★セキエイリーグ編★

総評
初期だけに作り手と受け手双方にとって試行錯誤の時期であり、それだけに今にはない独特の雰囲気と魅力とがある。
キャラクターが前面に出ていないだけにいい意味での落ち
着きさえもあるが、さすがに今もそうだったら作品としてしんどかったかも(笑)。
1年シリーズから長期化が急遽決定したといった感じが(シリーズ前半、カスミのサトシに対する想いの変化が他の短期
〜1年もの作品同様に如実に描かれていたことや復活後の
グレンジムまでのとりとめのない冗長さから)しなくもない。
あくまで推測の域をでないのだけれど(笑)。

話によっては内容や展開に幼稚さが前面に出ていた(こればかりは個人の嗜好の差ですが)のもあり、話ごとの出来
不出来の差がでかかったのも先述の通りお互いが手探り状
態だったからかも知れないが、他の少年向けのバトルアニメやホビーアニメにはおよそありえない独自の魅力ある
作品が生まれたことはとにかく素晴らしいことである。

                  2000.8.3 まるっさ

(各話ごとの簡単な解説やレビューは随時更新していく予定
です!)