映画ハートキャッチプリキュアレビュー・その2
*さて、ここから話を追っていきます。

●冒頭・真夜中のパリ
サラマンダー男爵(以下男爵w)
『おお!麗しの都、パリよ! 我々は帰ってきた!』

・・・BGM共々どこか芝居めいた、『5』のシャドウ同様の”倒されるために存在する”、よくあるキャラだな・・・と、この時は軽く流して観ておりました。

オリヴィエ
『どうして判らないんだ・・・父さん!』
と、ここでいきなりの設定! え、そうなんだwww

●んで、つぼみ達。
なんでコイツ等パリにいるねん?学校は?という揚げ足取りに近い批評も目にしましたが、別にそんなに気になることかなぁ・・・逆をいえばそれくらいのことしかできない完成度の高い作品ではありますがw

エッフェル塔をえりかの手のひらに乗っけてるように写すつぼみ・・・僕も等身大ガンダムでそれやったわww

いつき『あー! 狼男だ・・・!』
びびるつぼみ。デザトリアンとは別腹のようです。
いつき『なんてねw』
カシャりと。今回だいぶつぼえりと溶け込んでいるいちゅきでしたが、やはり
やることが男前だなぁ〜。

そしてつぼみの怒りの叫びを合図にOPも開始!正直このOPが一番3D酔いするかも知れませんw そして文字が背景に溶け込んだ形でのスタッフ紹介。
・・・これもノンテロップって言うのだろうかw
それはともかくとして、何故かOP後半の『ハ〜トキャ〜ッチプリ〜キュアァ 花咲かせよう』のところでちょっとうるっと来ましたw いつものOPでも好きな部分
ではありますが・・・。
それにしても相変わらずゆりしゃんにべったりなもも姉w 少なくとも彼女はガチだと思う・・・(おい)。

●旅先での出会い・・・は別れの始まりですが
つぼみ『いーえ!パリと言えば花の都なんですよーーー!』
おばあちゃんが言ってた、と書くとどこぞの仮面ライダーのようですが・・・それとは全然話が違うとご立腹の花マニア・つぼみさん
いつき『花屋さんならそこにあるよ』
最終回での『ゆりさんは17歳だよ』『えりかには早すぎたんだよ』同様、いちゅきのツッコミは本人悪気はなさそうなだけに結構キツいです。
つぼみも(スタッフに優しい)針金人間状態wで地団駄を踏みます。
いつき『花屋さんなら・・・』
天丼はギャグの基本です。

そして花を探しに突っ走るつぼみ・・・結果迷子になってしまいます(お約束)。
えりか『つぼみ・・・どこいった?』

一方冒頭でエッフェル塔から落下した少年・オリヴィエはコウモリ型のスナッキーに追いかけられてました。モロ大谷さんヴォイスに最初は違和感を感じたものです。

そして迷子のつぼみと遭遇。あやうく落下してきたオリヴィエとニアミス状態だったつぼみ・・・ちょっとちびったかも(ひでぇ)!?
つぼみに道を教えて(*後のいつきとのやりとりといい、とりあえず世界中を回ってたおかげで一通りの言語が使えるようですw)去ろうとするが、その度に(笑)引っ張り戻されるオリヴィエw

正直観ていてつぼみさんがウザったく思えましたが・・・
つぼみ『あなたがケガをして私の目の前にいるからです!』
で、ちょっとは納得!?

んでつぼみに引っ張られる形で再び追いかけっこの開始! つぼみが砂漠の
使徒を知っていることに無反応だったオリヴィエに違和感がありましたが(汗)
・・・。
炎の攻撃から避ける形でつぼみをかかえたまま屋根の上を疾走するオリヴィエ。ちょっと得意気ですw
しかしこの後何度もアレンジされて流れる今回のメインテーマ曲。いかにも
ヨーロピアンで旅先での出会いをイメージしてるような感じで(笑)、良いですね。
えりか『どこに行ったんだ・・・つぼみ せっかく自転車まで借りたのにつぼみ探しで半日仕事だよ・・・』 
咥えタバ・・・キャンディに貫禄がありますえりか様。お約束的にその背後の上空を過ぎ去るつぼみ達をいつきが発見!すぐにおお慌てで追いかけるえりいつコンビ・・・まあ四人から主役のつぼみともう一人の主役格のゆりさんを抜いた余り、前作の青黄コンビみたいな脇役としてのポジショニングかも知れませんが(汗。スイートではこんなことのないことを願いたいです)、それはそれで味のあるコンビです。ツッコミのえりかと揚げ足取り的なボケのいちゅきw えりかのすぐ後ろで自転車こいでるいちゅきの表情がなんとも言えないですw

蝙蝠型スナッキーが去っていき・・・スタスタ歩くオリヴィエに対して、スタッスタッと申し訳なさそうに付いてくるつぼみww その度に振り返ってどなるオリヴィエ・・・劇場でも笑いどころの一つでした。

オリヴィエ
『いいかげんにして! あんたたちいったいなんなんだよ!』
あんた『たち』・・・きっかりシプレも頭数に入ってます! ここでもそれに無反応なつぼみたちが引っかかりましたがww

●すっかりお馴染み?序盤でのVS(TV版の)召還獣戦
そこへ現れた男爵によって心の花を奪われるオリヴィエ。作り的には毎回恒例のTVでお馴染みの敵をここで出すためみたいな感じですが(おい)、今更長いこと連れ立ってたオリヴィエの心の花を抜き取っても仕方なく、飽くまでも身柄の手っ取り早い拘束手段として用いたようです・・・さすがにもうすぐ来るであろう『王』に対しての『予防接種』(笑)も兼ねて、というのは考えすぎでしょうけど。

ここで久々のブロッサムの単独変身!やっぱり可愛らしいですwおジャ魔女ちっくでw

世界を破壊するのはイヤだ!といいつつパリの街を破壊していくシュールなデザトリアンw ともかくこの時点で図らずも男爵はオリヴィエの本心を確認するわけですが・・・

デザトリアンに捕まるも、その右手のパーツごと吹き飛ばしながら脱出し、マントをはためかせながらその眼前に立ちはだかるブロッサム・・・かっこいいですw

ブロッサム『深い事情は存じませんが、貴方もチェンジしたいんですね!?』
『そういう事情ならこのキュアブロッサム、全力でお手伝いしまーす!!』
この直後のフォルテウェーブ(のバンク)を察してマントモードを解除してブロッサムから離れるシプレ・・・ホントシリーズ一空気の読める妖精さんですw

そしてえりか&いつきも合流して三人で倒した直後、男爵と顔を合わせること
に・・・。

(3へ続きます)       

                 ★・2・

                        

 
   

 

『ほかのさなぎ』にもどる