映画プリキュアオールスターズDX3感想(バレまくり)
*話の流れ等は正直うろ覚えなところもあるのでご了承ください(汗)
*4月2日・3日追記。
*4月8日追記。
*4月11日さらに追記。

今回はまあメンバーシャッフルの効果もあり、今までと違ってどのプリキュアだけが目立ってたとかそういった《偏り》といったものは感じられず、ホントにお祭りのための作品だったような気がします。
ただその分今までの中では残念ながらストーリーでの盛り上がりとかがまるで感じられず、ホントキャラを楽しむだけ、といったものでもあり、映画作品としてどうよ?と問わざるを得ないものでした。しかしながらそれでも集大成ということで作画は3作の中では一番良かったと思います。逆にそれぐらいしか良い点が思いつかない・・・(汗)。あとは贔屓キャラへの愛情次第ということでw

このDXシリーズ、《戦闘動画》のDX1,《ストーリー》のDX2,《作画》のDX3の三つ足したら丁度良いのではないのでしょうか!?

たぶん来年からはホントにDXは無くなると思います。ただこれだとハトキャは2作しか出てないので・・・だからというわけでは無いのですが、来年は
《新プリキュア×スイプリ×ハトキャ》
でやって欲しいな、と思います。

☆その他☆
●勝手に行動したハミィに対して、どっかへ行っちゃえと響。もちろんこれに因んだ展開が控えているわけですが・・・ホントにコイツは何もしゃべらん方がいいな。
●でもまあスイート組も映画だけあって(あと青山さん養分もあってw)実に表情が活き活きとしていて、全体的にTVより魅力的だったと思いますw
●特に終盤先輩たちを目の前に仕切る姿はなかなか(のぞみとかのファンとしては複雑な気持ちになるくらいw)違和感もなく良かったです。
●おそらく浄化された邪悪・・・というかヘタレな部分が集まってできたのがTV版の響なんでしょう(おい)。
●OP。正直相変わらずCG人形はなんだかな、って感じですがジェットコースター並みの?スピードっぷりは良かったと思います。
●今回も台詞を与えてもらった志穂さん・・・の前には奈緒&美羽も!正直DXシリーズでここまでアップになったことってなかったと思うので、彼女たちも一言欲しかったなぁ・・・美羽の場合、お子様がえりかと混同しちゃうでしょうけどw
●前回のノーザさんよろしく今回はMH1の魔女さんが仕切ってます。後はフリフロ&トイマジン、前回のウラガノスポジのシャドウがやたらしゃべってたかな? 正直サラマンダー男爵ほとんどしゃべってません(汗)。
●といっても前回の復活幹部は肉体はさておき、中身は本人ぽかったのですが、今回の復活ボスは邪悪な思念が具象化したもので、もはや中身さえも(改心しなかった組も)本人では無さそうです・・・そりゃあ改心組のことを考えると結局はそうせざるを得ないのですが個人的には本人、あるいは本人の記憶を引き継いでる方がドラマ的には面白かっただけに、この安易な手法はどうよ?と。
●ともかくDX2とあんまり変わらない起承転結でさらにそれを(キャラの出会いやその他モブで登場の各シリーズの脇役陣の描写など)簡略化した感じなのがちと辛い作品です、今回。ただシャッフルの甲斐あり、冒頭で触れたように満遍なく(DX2では台詞ほとんどなかったアクア&ミントなど)描けてたのは良いでしょう。
●今回は全員に変身シーンあり!・・・当然長いのですが、DXシリーズでの名乗りBGMがお馴染みの《勇躍!プリキュア5》が今回用に大幅にアレンジされて流れてたのにはどきどきしましたw
●得意気に話す魔女の台詞で『全ての命の輝きを』に対してはルミナス、
『希望』に対してはドリームが映されるなど、この辺こだわりを感じさせてくれます。

●魔女&(今回一番ノリの良かった)トイマジンのパワー全開で分断されるプリキュアたち。ただ今回はコミカル描写(黄色チームww)がメインでDXシリーズの売りである書下ろしアクションとかが目立ってないのが物足りなかったです。各キャラの必殺技もTV版のバンク使っちゃってるし!! う〜ん・・・。
●ドリーム『ムシバーンのオーブンの世界かも』なぜ知ってる!?
●青チーム仕切ってたのはホワイトかマリンでしたwあとベリー。
●一人遅れておわおわ騒ぎながら海ポチャのマリンw 『マリン』なのに・・・。
●中のヒトが同じでもやはり《まど☆マギ》の美樹さんと美希さんとではだいぶ違います。さすがw
●いつもの相方がいないことで戸惑うのがこの青チームですが、アクアさんの場合はミントがいるので無問題な気も・・・。
●でもミントさん一人率先してリズムの面倒をみたり、相方(・・・というか常に先頭に立ってくれる存在としてなんで仕方ないですが)としてドリームの名を呼んだりと・・・かれんさん泣いちゃうよw
●黄色チーム。相変わらずツッコミに全身全霊かけてます、ルージュさんw
●巨大化もなくウラガノスさん同様、不思議生物(のライト)に抹殺されるシャドウさん・・・いくら一人余ったからってあんまりな。あと朴さんシロップとの切換えごくろうさま。
●コフレ『えりかとお別れなんていやですぅ〜!』 
コフレ・・・変わったなぁ(しみじみ)。今回響&ハミィの次にスポットライトが当たったのがこのえりか&コフレかも知れません。
●お勉強対決www
●シャイニールミナス&キュアサンシャイン、夢の?キラキラタッグですが・・・ルミナスさんは『サンシャインフラッシュ!』をよけるかのごとくへたりこむだけwww さすがです。
●サーロイン『世の中そんなに単純じゃないよ!』 S★S映画は観ておりませんが、さすが速水さん、カッコいい声ですw 奇しくもダンディなおじさまコンビが主役チームを相手しておりました。
●しかし無数の歴代ザコ敵が空の入り口から降ってきたことに気づき・・・
ブロッサム『世の中単純じゃない、ってどっちが単純ですか!』
と、思い切りどやって感じのブロッサムさん。彼女らしさ全開です!
しかしホント彼女のこの丁寧なしゃべり方と水樹さんボイスは癒しであり(他との区別化の意味でも)彼女を主役格にまでプッシュしてる気がします。
●まるで終盤のバーダックのごとく雑魚を一掃するドリームのプリキュア・シューティングスター!! 『ギューン』って感じのSEも凄いですw雑魚が大勢宙にただよい、足元に広がる真っ赤な空間・・・とちょこっとDBZ傑作『たった一人の最終決戦』を重ねた人もいるかも!?
●サファイアアローにマリンシュートを重ねるマリン! つまりは
アクアマリンってわけですよ。サファイアより時価低そうですが(おい)
●相変わらずローズの背中側の露出した腰回りなんとも悩ましいですw(フェチすぎ!)
●とりあえず今回推測ではありますが、前作での不満&要望である!?
《プリキュアがやられるところはどうもなあ》
《パワーアップ形態で技出すところとか見たい》
が反映されていたのか?前作と違い苦戦することなく、ここでは書き下ろしの必殺技でそれぞれ復活幹部撃破。
MHチームVS魔女(最終形態)
スプラッシュスターチームVSサーロイン(最終形態)
5GOGOチームVSムシバーン
フレッシュチームVSトイマジン(最終形態)
ハートキャッチチームVSサラマンダー(最終形態)
んで《最強のコンビ》というテーマを掲げているフリ・フロはスイートにやられてしまいます・・・。
『最強のコンビはあたしたちみんなに決まってるじゃない!』
●思えばフレッシュだけここで集合技なのは5以降のと違い、放出系じゃないからなんですね。(だからラストではフレッシュ組だけめいめいに個人必殺技を出しておりました。)
●しかしフリ・フロ・・・よく考えたら敵サイドで技の名前言ってるのコイツらだけなんですよねww さすが90年代、少年向けアニメの主役やってたお二方だけのことはあります・・・しゃべり方一つとってもコイツらだけバトルヒーロー臭いですw悪役だけどw
●ともかくシロップにせよココにせよ、今作、図らずも『劇場版に出たキャラの中のヒトは次回作以降のプリキュアに参加する』というのを示してしまったのかも知れません。もっともサーロイン役の速水さんはまだですし、ハートキャッチの劇場版に参加した大谷さんも藤原さんもまだスイートには出てきておりませんw 後半追加キャラ?それとも(あれば)来年のプリキュアに!?

それにしても今回ハートキャッチの作画の気合入りまくりには驚かされます!ここだけでも見に行った甲斐はあったかも知れませんw
●あとはトイマジン&サラマンダーに対しては
『幸せになったトイマジンの姿を』とか
『男爵の姿を使っての悪行の数々!私、堪忍袋の緒が切れました!』
『出ました!堪忍袋!』
とプリキュアぴあで触れられていた《敬意》というのが一応反映されておりました。
●そう、この改心組のうち二人は本物生存してるんですよね
●でも・・・ムシバーンは・・・。
●その辺ムシバーンを倒した時の悲し気なドリームは単に『お菓子の国』のをそのまま写したわけでは無いのかも知れません・・・。
流石にスターライトソリューションのように貫通はしませんでしたが、この時のシューティングスターはムシバーンにぶつかって四つ程の光に分散して彼を貫通では無く、避ける形で後ろに回りこんで着地しております。
●んでいろいろあって(汗)、変身解除されたプリキュアたちがもう一度変身するにはプリズムフラワーの最後の力を使わないといけず、またフラワーが無くなると強制的に妖精達は人間界から退去させられてそのまま二度と会えなくなるという展開に!
●番組開始してそんなに経ってないのにいきなりハミィピンチです!あと出てないけどセイレーンたちもww
●でもレイズナーの《グラドスの刻印》じゃないですけど(古!)その方がマイナーランドの脅威(笑)から人間界守れるよねwww
●そんなわけでこの辺は余り感情移入できませんでした。どうせどうにかなるんだろうと、いうわけで。
●しかしそんな中でもハートキャッチ本編では描かれなかった、別れを惜しむえりかとコフレのシーンは!!!

『そうだよ! 前に進まなきゃ!』

特にハトキャ39話の喧嘩回とかクモジャキー最終戦とかのえりコフ姉弟コンビを観て来た人間には感慨深いものがあります。定番と言えば定番ですが、冒頭の台詞をからめての響とハミィも良かったです。
●かれミルw
●こんな中でもなぜかシロップとかではなく、のぞみさんに気を掛けるうらら。さすがです。
●『ニャプ?』と、ひょいっといった感じで落ちてくるライトを拾うハミィが可愛いですw
●でもやっぱり変身!スイートも含めてみんなパワーアップ形態です。
●それにしてもやっぱりライト振るシーンはお子様が周りに大勢いらっしゃる時は盛り上がりますねww最高ですw
●チョコラ姫・・・もうすっかりライト振りマスターですw
●そしてそれぞれのチームごとに必殺技を出します! 結果TVとほとんど一緒のハートキャッチ勢が悲しいw
●んでなんのひねりもなくフツーに撃破。
●今回EDは妖精たちが消えて嘆き悲しむみんなとTVでの妖精たちとの出会いをプレイバックする形になってます。かれんになぐさめられるつぼみさん・・・。
●個人的にのぞみとほのかの泣き顔がエロいとおもたww
●んでなんとかなっちゃいました。そりゃあそうでないとスイート終わっちゃうし。

                        2011.03.24 まるっさ

 
 

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